新撰・私撰、私たちも「萬葉」百首

新撰・私撰、私たちも「萬葉」百首

 ご推薦下さい、新撰・私撰、私たちも「萬葉」百首
講師 池田 雅延   
 ≪私塾レコダl’ecoda≫では、いま、「新潮日本古典集成で読む『萬葉』秀歌百首」と題し、元筑波大学教授、伊藤博先生が撰ばれた「『萬葉』秀歌百首」を月に二首ずつ味わっていますが、この学びが昨年十月、百首中の五十首に達した機会をとらえて私たちも私たちの「『萬葉』百首」を新たに撰んでみようと思い立ちました。
 
 とはいえ、伊藤先生の「百首」は、先生の天与の詩心と半世紀に及んだ萬葉学の結晶です、おいそれと私たちに追随できる境地ではありません。しかし、伊藤先生が撰ばれた百首のなかの一首を目にしただけではっとさせられたり、自分の気持ちを歌ってもらっているかのように感じられたりしたことはなかったでしょうか。
 
 今回の私塾レコダ l'ecodaの≪新撰・私撰、私たちも「萬葉」百首≫は、そういう私たちの素朴な直感で撰びたいと思います。新潮日本古典集成の『萬葉集』(「新潮萬葉」と呼ばれています)全五巻のどこでもかまいませんからパッと開け、ひとまず頭注は無視して歌だけを十ページほど読み進み、そこではっとさせられたりなるほどと思わせられたりした歌は頭注も読み、よしこれだとなったところでその歌を書きぬいて下欄の専用フォームでご推薦下さい。ご推薦を受付ける歌は短歌(五七五七七の歌)のみとしますが、一首ずつ複数回にわたってご推薦いただいてもけっこうです。

 どしどしご推薦下さい、お待ちしています。

◆私塾レコダ l'ecoda≪新撰・私撰、私たちも「萬葉」百首」≫に選びたい萬葉歌を一首、ご推薦ください。