●齋藤 崇宏
令和五年(二〇二三)六月十五日
<小林秀雄と人生を読む夕べ>
「読書週間」
(「小林秀雄全作品」第21集所収)
「経験という言葉」
読書百遍とは、本当のことがわかる本をわかるまで読むことなのだろう、書店には偽物の本が多く置いてあって、それを読んでも経験したことにはならないのだろうと思いました。
小林先生がおっしゃっていた当時の流行は、海外旅行に行ったり、仕事を変えたり、恋愛の相手を変えたりですが、それは本当のことがわかる経験にはならないのだと思いました。
正岡子規は読んだことはありませんでしたが、小林先生の言われることを聴いて、本当のことが書かれていると思いましたので本を買いました。
ありがとうございました。
齋藤 崇宏 <感想> 「読書週間」
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