大江公樹– Author –
大江公樹
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大江 公樹 <感想> 第三十六章 「人に聞かする所、もっとも歌の本義」
●大江 公樹 令和六年(二〇二四)五月九日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十六章 「人に聞かする所、もっとも歌の本義」 講義の冒頭で池田塾頭は「小林秀雄を読むと元気になる」と述べられて、塾頭が学生時代から小林秀雄の著作を読み、そのつ...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十五章 「初めに文ありき」
●大江 公樹 令和六年(二〇二四)四月四日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十五章 「初めに文ありき」 第三十五章は宣命についての話から始まります。池田塾頭は宣命について、どんな内容を読み上げるかではなく、どういふ風に聴き取つてもらふ...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十四章 「言葉で作られた『物』の感知」
●大江 公樹 令和六年(二〇二四)三月七日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十四章 「言葉で作られた『物』の感知」 池田塾頭は陰陽の理について、姓名の画数といふ実例を出して下さいました。私自身ちやうど一年半ほど前に、息子が生まれるにあ...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十三章 「学の道は、黙して之を識るに在り」
●大江 公樹 令和六年(二〇二四)一月四日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十三章 「学の道は、黙して之を識るに在り」 今回の講義冒頭では、長文読解といふ名のもとに他人の文章を平然と要約させる大学入試の国語の問題を小林秀雄先生は非常に...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十二章 (下の二)「人生の意味の構造」
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)十二月七日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十二章 下の二「人生の意味の構造」 第二十四章のあたりから参加しはじめた『本居宣長』の講座ですが、荻生徂徠について述べる第三十二章は特に難解に感じました。そ...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十一章 新井白石の読み方
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)九月七日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十一章 新井白石の読み方 第三十一章では、『古事記』における神代の記述について、宣長の見方以外にどのやうなものがあつたか、述べられてゐました。「神は人也」と...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十章 (下)古言のふり
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)八月三日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十章 下 古言のふり 「實證の終はるところに、内證が熟した」といふ、学問に対する本居宣長の姿勢は、文学研究を志す自分にとつて、手本とすべきものだと思ひました。時...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 「還 暦」「科学的な見方、考え方という現代の迷信」
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)七月二十日 <小林秀雄と人生を読む夕べ> 「還 暦」 (「小林秀雄全作品」第24集所収) 「科学的な見方、考え方という現代の迷信」 今回の文章、そしてご講義も、上滑りした思考ばかりをしてゐる自分に、この世の確...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 第三十章 (上)天武天皇の哀しみ
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)七月六日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十章 上 天武天皇の哀しみ 第三十章前半では、国語表記のあり方を模索する日本人の経験が、二十八、九章に引き続き改めて述べられてゐます。しかし同じ主題が述べられ...大江公樹 -
大江 公樹 <感想> 『萬葉』秀歌百首
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)五月二十五日 <新潮日本古典集成で読む『萬葉』秀歌百首> 我 2394番歌) 「我が背子を」について、この歌が冬雑歌にある以上、相聞歌ではなく雪について詠んだ歌として読むべきだ、といふ契沖の考へ方を知り、『...大江公樹
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