交差点– category –
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大江 公樹 <感想> 第三十二章 (下の二)「人生の意味の構造」
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)十二月七日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十二章 下の二「人生の意味の構造」 第二十四章のあたりから参加しはじめた『本居宣長』の講座ですが、荻生徂徠について述べる第三十二章は特に難解に感じました。そ... -
森原 和子 学ぶ楽しみ
●森原 和子 学ぶ楽しみ ギッシング「ヘンリ・ライクロフトの私記」(岩波文庫)を読んでいてこんな文章にぶつかった。「私がイギリスに生まれたことをありがたく思う多くの理由のうち、まず初めに浮かぶ理由の一つは、シェイクスピアを母国語... -
金森 いず美 <感想> 第三十二章 「述ベテ作ラズ、信ジテ古ヲ好ム」
●金森 いず美 令和五年(二〇二三)十一月二日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十二章 下 「述ベテ作ラズ、信ジテ古ヲ好ム」 「小林秀雄『本居宣長』を読む」は第三十二章後半に入りました。小林先生は、宣長の学問に、徂徠の学問が息づいている... -
金森 いず美 <感想> 「『模倣』という言葉」
●金森 いず美 令和五年(二〇二三)十月十九日<小林秀雄と人生を読む夕べ>「考えるヒント」(「小林秀雄全作品」第23、24集所収)「『模倣』という言葉」 十月の 「小林秀雄と人生を読む夕べ」では、第二部 「小林秀雄 生き方の徴」で、「模倣」... -
金森 いず美 <感想> 第三十二章 上「言語ノ道ハ、詩コレヲ尽ス」
●金森 いず美 令和五年(二〇二三)十月五日<小林秀雄「本居宣長」を読む>第三十二章 上「言語ノ道ハ、詩コレヲ尽ス」 「小林秀雄『本居宣長』を読む」は、十月に、「言語ノ道ハ、詩コレヲ尽ス」という荻生徂徠の「論語徴」にある言葉に沿って第三十二... -
千頭 敏史 <感想> 『萬葉』秀歌百首
●千頭 敏史 令和五年(二〇二三)九月二十八日 <新潮日本古典集成で読む『萬葉』秀歌百首> 伎くもあやし (東歌/巻第十四 3364番歌) 令和五年九月二十八日には、「『萬葉』秀歌百首」のご講義を賜り有難うございました。 巻第十四... -
冨部 久 <感想> 「食べるということ」
●冨部 久 令和五年(二〇二三)九月二十一日<小林秀雄と人生を読む夕べ>「花 見」(「小林秀雄全作品」第25集所収)「食べるということ」 今回の講義では、小林先生の言葉で言えば、「思想と実生活」の中で、「実生活」の話が聴けるものと予想して... -
千頭 敏史 <感想> 「花 見」
●千頭 敏史 令和五年(二〇二三)九月二十一日<小林秀雄と人生を読む夕べ>「花 見」(「小林秀雄全作品」第25集所収) 六十二歳の小林先生は、講演旅行で見に行かれた弘前城の夜桜が見事で、「花の雲が、北国の夜気に乗って、来襲する」と表現され... -
金森 いず美 <感想> 第三十一章 新井白石の読み方
●金森 いず美 令和五年(二〇二三)九月七日<小林秀雄「本居宣長」を読む>第三十一章 新井白石の読み方 「小林秀雄『本居宣長』を読む」は九月に第三十一章を読みました。「さて、ここで話の方向を変えよう」と、小林先生は、宣長以前の歴史家に目を... -
大江 公樹 <感想> 第三十一章 新井白石の読み方
●大江 公樹 令和五年(二〇二三)九月七日 <小林秀雄「本居宣長」を読む> 第三十一章 新井白石の読み方 第三十一章では、『古事記』における神代の記述について、宣長の見方以外にどのやうなものがあつたか、述べられてゐました。「神は人也」と...