●大江 公樹
令和五年(二〇二三)十二月七日
<小林秀雄「本居宣長」を読む>
第三十二章 下の二「人生の意味の構造」
第二十四章のあたりから参加しはじめた『本居宣長』の講座ですが、荻生徂徠について述べる第三十二章は特に難解に感じました。それでも池田先生のお話を聴いて、共に読んでをりますと、『本居宣長』の他の章や、小林先生の他の著作で出てきます、歴史、物と名の関係、信じること、といつたテイマについて、かういふことだつたのか、と感動させられます。次章からも、小林先生の思想との新たな出会ひを楽しみに、読み進めて参りたく存じます。
大江 公樹 <感想> 第三十二章 (下の二)「人生の意味の構造」
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